センシティブという免罪符
誰もが声に出して言いにくい誰もが遭遇しうる問題であるイジメ。わざわざこのような形で発表しているのは自身がイジメの被害に会っていたんだなぁと思ってください。かれこれ30数年以上も前の出来事に、20数年以上も囚われて、4年前くらいからようやく整理が付き始め、言葉に書き起こして行けるようになって、3年前くらいから半生を無駄にしないためにも、こうした形で発表して供養しようと思い至り、形に残していこうと文字に書き起こしています。
イジメの問題はデリケートでセンシティブ。口に出せないから様々な人々の思惑が蠢いて好き勝手に議論している現状ですし、実際に被害に合われた方々は最悪の事態である、自ら命を断つ決断をしてしまうケースも存在しています。死ぬ前にもう一度立ち上がる力を取り戻す様々な方法をお伝えし、最悪の決断をする前に、足掻く力の一助になればと思い立ちサイト作成をしています。現実は厳しいものですし、かなり過激で過酷な一般的でない内容も含まれています。
最初に結論から申し上げるとイジメは絶対に無くなりませんし、無くせません。ですが、近寄らない事はできます。すべての人と仲良くなれないのと同じで、ある一定の距離感を保ちつつ共に生きていくことはできると思っています。
ロールプレイング
国や公共団体が取り組んでいるイジメの問題が癒やしをメインにセンシティブに取り組んでいるなら本サイトは宿屋や回復薬ではなく武器屋です。知識を武器にどうしたらイジメというアクシデントに遭遇せず、適度な距離感を保って、時には発生を抑制し、時には避難所となり、たまに癒やしとなれるようになっていけたらと考えています。イジメに対抗するには武器が必要です。
武器とは知識です。なぜイジメが発生し得る状況に陥ってしまうのかは、そのメカニズムがきちんと捉えられていないからです。本サイトの内容自体も完全ではありません。ですが、問題を多面的に捉えるための一つの方法論としてご自身の考えを構築していってください。盲信するのだけはおやめ下さい。こうした視点から物事を見ることは無かったと言って頂けたらいいと思い文字起こしで武器という名の知識を提供していくつもりです。
知識とは情報の蓄積
そのうちエントリーしていきますが、自己の考えを形成していく過程で、情報の蓄積が無いとそもそも外界の刺激に対して抗う力は養われません。先人達は数限りない思考錯誤と実験を繰り返して蓄積された情報を元に、とある傾向があるということを知りました。実際に確実に100%そうはならなかったとしても、ある一定の割合でそれが発生し得ると知りました。その一定の割合で発生したものを上手く操りながら生活が成り立つよう創意工夫をしました。
その結果、数は増えさらに豊かになりやはりある一定の割合で争いが起こるようになりました。情報の蓄積があるヒトと蓄積がないヒトで勝負になるでしょうか?もちろんなりません。それは歴史が証明していますし、映画でも風刺として描かれています。拳銃という飛び道具に対して剣で戦いを挑むのはあまりにも情報の蓄積がないとしか言いようがありません。巧妙に隠蔽されているからこそ、そのシステムに綻びが出ても全体としては安全に機能しているので問題視されはしますが完全解決させるつもりも無い状態です。
逆に言えば、それが解決してしまうような事態が起こると、これまで全体として安全に機能してきたシステム自体の崩壊が起こる危険性を孕んでいます。そのため「イジメ」という問題は無くなることがないのです。残念とは言わないまでも、そうである事実があるならば、せめてきちんとしていそうな対処方法を選択して個々人が自己防衛していくしか方法がありません。
自分を取り戻していく戦略
本サイトではイジメという問題の発生しうる状況から機能的なものや背景の解説に留めます。その先についての筋道を紹介するのは迷いがあります。きっかけが欲しいということであれば、顔を上げてよく周りを見たほうが良いです。本サイトを眺めるよりもずっと多くの情報に満ち溢れています。
ワークショップ程度であれば構想ありますが準備が整うまでお待ちください。どこまで行っても自らに因ることで行動し始めない限り、自らの足で立ち自ら助けることをしない限りにおいて天は味方になってくれません。これは自助論の一節ですが、「天は自ら助くる者を助く。」です。
自分でやろうとしてやってみて、できなくて初めてヒトに頼り、ヒトの話が聞けるようになってようやく望んでいるモノではないけれども近いものが手に入る。それが人生という不思議なものだと考えています。どうか本サイトに訪れた皆さまも自分を助け、ヒトを助けるような、またはヒトを助けられるようなヒトになって欲しくてサイト構築を行っている次第でございます。至らぬ点は多いとは思いますが温かい目でサイトの成長を見守って頂ければ幸いです。